当院には都内でも数少ないCTスキャン設備がございます。
動物病院で「レントゲン検査や血液検査だけではよく分からない」「開腹してみないと正確には分からない」など言われたことはありませんか?
CT検査ではX線を使って体の断面を撮影し、切らずに体内の様子を確認できます。また飼い主様が容易に理解できるように3D画像として見ることができるので、臓器をあらゆる方向や角度から、また小さな部位の細かいところまでハッキリと見ることができます。
また、2016年4月より従来の1列CTから16列CTへグレードアップしました。これにより撮影時間が大幅に短縮され、放射線の被爆量を低減できるだけでなく、より精密で高画質・広範囲な撮影が可能となりました。
適応症例は多岐にわたり、水頭症・交通事故による頭部外傷など頭の病気、椎間板ヘルニア、胸部疾患、腹部疾患、全身における腫瘍の早期発見から転移の探査に至るまで、今までのレントゲン検査では検出不可能な病気の診断に効果を発揮します。
実際の検査は、ガス麻酔器・人工呼吸装置および各種モニター装置を用いて、熟練した獣医師と動物看護師の管理下で、安全かつ確実な全身麻酔下での撮影となりますので、安心して検査をお受けいただけます。