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Equipment

設備紹介

  • 手術用顕微鏡

    当院では主に眼科の手術で使う顕微鏡です。眼科の手術では非常に細かい手技が必要なため、この顕微鏡を用いて眼内の様子を拡大観察しながら手術することが多いです。

  • 麻酔器&人工呼吸器&生体モニター

    手術や一部の検査では全身麻酔が必要となります。全身麻酔時には、生体モニターによって心拍数・血圧・血中酸素濃度・体温・麻酔濃度を監視することで、体内の変化を予測し、いち早く対応します。麻酔器には人工呼吸機能も備わっています。

  • 電気メス&血管シーリングシステム

    電気による熱を利用して、手術中に組織を切開したり、また出血を止めるための装置です。切開と同時に止血できること、血管を糸で結紮する手技を減らせることから、手術時に短時間で確実な止血ができます。

  • 内視鏡

    人でも胃カメラとして知られる医療機器で、主に食道・胃・十二指腸・大腸の検査を行います。先端にカメラがついた管を口から入れ、胃や腸の病変を直接見ることができます。画像検査だけでなく、異常箇所を鉗子でつまんで生検することもできます。

    また異物を食べてしまった場合に、内視鏡を用いて異物を取り出すこともあります。

  • 自動血球計算装置&血液化学検査器
    &内分泌検査器

    血液を用いて血球計算(左)、血液生化学検査(右)、およびホルモンの定量検査(右上)を行う装置です。血球計算では赤血球や白血球の数・大きさを測定することで貧血や炎症の程度を評価します。

    生化学検査では血糖値や血漿蛋白、肝臓や腎臓由来の酵素などを測定することで、どの臓器に問題があるかを大まかに調べることができます。ホルモンの定量検査は甲状腺または副腎の病気の診断に役立ちます。

  • イヌC反応性蛋白濃度測定装置

    犬の急性炎症のマーカーであるC反応性蛋白(CRP)の測定装置です。炎症や組織破壊が起きると血中のCRP濃度は短時間で急激に増加し、改善すると短時間で減少します。犬におけるCRP測定は炎症の程度および治療の効果判定に有用です。

  • 血液凝固検査器

    出血が予想される手術や重篤な疾患において、血液の凝固能力を検査する器械です。血液中の凝固成分を測定することで正常に出血が止まるか調べることができます。

  • 小型血糖値測定装置

    血糖値の簡易的な測定装置です。1滴の血液から、約45秒で血糖値を測定することができます。糖尿病患者さんの測定はもちろん、幼犬・幼猫で起こりやすい低血糖を迅速かつ少量で診断したいときにも重宝します。

  • 血液ガス検査器

    血液のpHや血液内の炭酸ガス分圧、酸素分圧を分析する器械です。特に重症動物において必要な体内の酸アルカリ状態や呼吸状態の把握ができます。

  • 超音波検査装置

    超音波の反響を利用して画像化する検査装置です。心臓内の血流や心筋の動き、腹腔内の臓器(胃・腸・肝臓・腎臓・脾臓・膀胱・子宮・前立腺など)の様子を詳細に確認することができます。

  • スリットランプ

    細隙灯とも呼ばれる検眼用の拡大鏡です。丸い光や細長い光を眼に当てることで、眼内を細部まで観察することができます。ブルーライトで角膜にできた傷も確認できます。

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